基地の専門官は、落下した模擬弾の形状や重量、全長すら明かさず、ただ先端部、あとは秘密事項だとの言うのみ。また、落下したのは海で大事はなかったと言うも、たまたまだと指摘されて、訂正をするなど、重大性の認識が極めて甘い。市当局もまた遺憾の意を表すが、国にしっかりともの申すことには躊躇しているようにも見える。傲慢な国の姿と、物言えぬ社会が進行しているように感じる。