北陸電力 志賀原発直下S-1断層調査報告
http://www.rikuden.co.jp/press/attach/13060601.pdf
6日北陸電力は活断層との疑いの濃い原子炉直下のS-1断層の調査結果を発表、原子力規制委員会に報告した。
この調査は当初の予定では1月、あるいは3月に調査を終了し結果を報告する日程だった。これが延びているのは、活断層であることを明確に否定する証拠がないこと、さすがに原子炉の真下にトンネルを掘りたくないこと、再稼働に動きつつある政治情勢と世論の動向を見ている、などと推測されている。
いずれにしても、活断層ではないという結論をまず決め、そこに誘導する「科学的」調査と理屈をつくりあげようとしている。これは、原発を建てる場所を決め、その場所には活断層は存在しないことにするという、建設推進時代のやり方の延長であって、福島第一の事故を教訓して、安全の側に立って真摯に調査検証するという姿勢は微塵も感じられない。敦賀原発の日本原電の対応と同様である。
規制委員会は最終報告とは受け止めていない。周辺にある、福浦断層や富来川南岸断層との関連性については調査が必要との立場である。当然理解できる。
しかし、振り返ってみれば、建設前の敷地でのトレンチ調査のスケッチを見て、複数の地質学者、変動地形学者が明らかに活断層だと言ったことからこの問題がはじまっている。本当は、再度の調査以前に当時の資料の再検証と関わった学者等への徹底した聞き取りができれば、この限りなく黒に近いS-1の存在で廃炉を決断すべきことになるはずなのだ。

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盛本ブログ 社民党志賀原発視察
http://molimoto.com/wpblog/2012/10/志賀原発s−1断層調査を視察/社民党国会議員調査/