飯川けやき5月20日,石川県自然史資料館において,2013年度石川県巨樹の会総会が開催された.昨年度の活動報告並びに本年度の活動方針が決定された.
巨樹の会は,森や植物研究の専門家,樹木医,林業関連の団体や行政関係の方々に加え,巨樹探訪会や自然保護活動等で自然の中で過ごし活動することを楽しみたい人々が加入している.活動は多岐にわたり,生物多様性の確保や環境保護のための調査や啓発,情報発信などを積極的に進めている.そして,自然を観察し親しむ巨樹探訪会などの活動も楽しみだ.会が発足して25周年になる.

▼七尾市飯川のけやき

私は,会長の濱野先生(理科教員としての先輩)にお誘いを受け,加入して4年になる.理科でも,生物は私の専門ではない.しかし,授業研究や研修を通して生物や生態学の面白さや重要性を学び,子どもたちと共に勉強してきた.今は,議員としての環境政策や農林業政策を考える上で様々な情報や提言をいただく場として貴重な研修の場である.

会員は減少しているというが,ここでも若者の加入は進んでいない.組織を嫌うのだろうか,集団への帰属が煩わしいのだろうか.若者たちはどこに集っているのだろうか.どこかで群れているだけなのか.そんなことを考えてしまった.新しい活動スタイルも必要なのかもしれないが,このような地道な積み上げの活動も続ける必要がある.特に自然・環境保護,生物多様性確保の課題はますます大事になっている.

毛皮展会場の県立自然史資料館では「毛皮展」が行われていた.思わず触りたくなる,触ってもいい,顔つきの動物の毛皮の展示や,関係する生物学的解説は興味深いものだった.
関係者の強い要望により解説された県立の施設であり,専門家,愛好家の皆さんの研究所点になっているが,交通の便は良くない.子どもたちも気軽に来れるような自然史博物館がやはり欲しい.