原子力基本法

 (基本方針)
第二条  原子力の研究、開発及び利用は、平和の目的に限り、安全の確保を旨として、民主的な運営の下に、自主的にこれを行うものとし、その成果を公開し、進んで国際協力に資するものとする。
 
 自主・民主・公開の原則である.
 
 北陸電力の調査団受け入れ拒否は,明らかにこの原則に反している.
 調査受け入れ拒否の理由として,原子力に理解が得られない団体の視察受け入れの優先度は低くなると答えている.理解を得るためというのが視察受け入れの目的のようである.しかし,この申し入れは調査の申し入れなのである.開発・利用・安全確保のための調査を拒否する理由はない.
 独占企業の傲慢さと,少数者への差別の構造,そして,焦りが見える.
 
 その上で,このような対応をすれば,企業のイメージは悪くなることは容易に予想できるが,それでも拒否するには理由があるのだろう.調査に入られたほうが都合が悪いのである.特に,専門家を伴っての調査は何が何でも避けたいのであろう.
 しかし,そうですかという訳にはいかない.抗議と再度の受け入れを申し入れる予定である.また,国にもこのような電力会社の対応の問題点を質さねばならない.
 
朝日新聞デジタル 120905 ↓
 

「脱原発の方、視察お断り」 北陸電、福島氏らを拒否

 北陸電力(本店・富山市)が8月下旬、社民党の福島瑞穂党首ら党関係者による志賀原発(石川県志賀町)の視察要請に対し、「原発の必要性に理解がない方への対応は難しい」との理由で拒否していたことがわかった。

 北陸電力地域共生本部は「視察の要望が相次いでおり、現地が多忙な状況にある。『脱原発』を掲げる政党に視察を許可しても原発への理解は得られず、優先順位が低いと判断して断った」と説明する。

 視察を要請した社民党の担当者は「どういうことなのかさらに説明を聞きたいと申し込んだが、推進の立場でないと聞きに来られるのも困ると言われた。党として北陸電に申入書を出したい」と話している。

チューリップTV ニュース
http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/?TID_DT03=20120905155442