5月20日,石川県教育会館において,北日本琴古流尺八連盟の第44回演奏会を開催した.富山,金沢,高山,福井などから尺八愛好家が集まり,地区持ち回りで開催している.今年は金沢会場,近年は希望者が多く今回は34曲のプログラムとなった.

絃方は東京の藤田親小夜先生,富山の林淳子先生をはじめ7人の先生方,一人何曲も受け持っていただき,いつもながらハードな日程だ.古曲の演奏会では,このように朝から晩までという形もひとつの特徴となっている.あくまでも3人による三曲合奏を基本に曲をつくるからである.聞く人は辛いかもしれないが,心地良くお休みいただいても一向に構わない.よほどひどく音が外れた演奏か,完璧な演奏のときは,寝ている余裕はないかもしれない.

私の今年の発表曲は「茶音頭」,合奏としては,ほぼ三十数年ぶりになる.学生時代にもっとも回数吹いている曲かもしれない.初級ながら名曲で,合奏も楽しい.といって,楽しんでいたら,盛本先生はもっとハードな曲をやらなきゃと言われ.来年は,しっかり練習しないと指が動かないような曲にしろとプレッシャーをかけられた.さすが2年連続の初級曲は避けないと,難曲に挑戦できなくなってしまうかもしれない.