石川県自然史資料館で石川県巨樹の会総会が開催された.

この会は巨樹の調査や探訪会を通じて,大事な自然を守っていこうと24年前に創設されたと聞く.私は,理科教員の先輩でもある会長の濱野一郎先生からお誘いを受けて3年前に加入した.生物については専門ではないのだが,人間と自然との共生,里山里海の保護,生物多様性の確保などについての活動の現場を知ることや,山歩きなどを通じて自然の中で勉強しながらリフレッシュする機会もありなかなか楽しい会である.知識と経験豊かな専門家の方々も多くおられ,木や自然についていろいろな相談にのっていただける.

今日の総会の記念講演は,金沢市自然環境保護審議委員で樹木医の松枝章さんが,「里山再生のひとりごと」という演題で,県の林業試験場職員時代の思い出から,山林を取得して様々な樹木の植林と育成に携わってこられた活動を紹介された.また,子どもたちや市民に生物多様性の大切さをお話されているとのことだった.

会場の県自然史資料館の近くの菜の花と桜はいずれも満開,まさに春という,この景色を写真に収めようと,足を止めている市民が何人かいた.私も車を降り,撮影せずにはいられなかった.動植物の命は元気を与えてくれる.