わいがやセッション「子ども・未来」の2011年第1回は,シリーズ「留学生から聞く『私の育った学校』」第2弾「韓国の学校」.講師は今年3月まで石川県国際交流員をつとめた朴眞美(パクジンミ)さんです.

韓国は日本とともに教育に熱心で,毎年日本でもニュースになる大学入試の激しさはことに有名です.この実態はどうなのか,また,小学校や中学校の様子はなど参加者は興味津津でした.

さて,韓国は日本とよく似て競争教育,そして受験戦争が続いているようです.大学入学率は日本をはるかにしのぐ80%超え,進学校の高校生はなんと,朝6時過ぎには学校に着き,授業前の補修や自習(強制される他習だと言っていましたが)そして授業,終わってからの補習,自習・・・学校を出るのは夜の11時頃だといいます.聞きしに勝るその実態.
この競争によって,潰れてしまう子どもたちも多くいるといいます.そして,大学に入学できても就職は厳しく,今や労働者の2/3は非正規雇用,日本以上の格差社会となっているとのことです.

しかし,考えてみれば,日本の高校生も学校から帰れば塾で夜中まで勉強という子が多いのですから,驚くことはないのかもしれません.ともかく世界をおおうこの格差と雇用の悪化,新自由主義の政治経済は教育に大きく影を落としています.本当に子どもたちに学ぶ楽しさと,生きる力を保障する学校教育をもう一度考え直さなければなりません.